ホーム > ブログ > マニフレックスについて > 【最新】マニフレックスの手入れ方法について

こんにちは、マニステージ四日市です。世界中で愛されている高反発マットレス「マニフレックス」。その優れた体圧分散性と、しっかりとした寝心地に惚れ込んで愛用されている方も多いのではないでしょうか。

マニフレックスの最大の魅力の一つが、「驚異的な耐久性(最長15年保証)」です。しかし、どれだけ優れたマットレスであっても、完全に「メンテナンスフリー」というわけではありません。間違った使い方をしていたり、お手入れを怠ったりすると、寿命を縮めるだけでなく、カビの発生や寝心地の低下を招いてしまうことがあります。

今回は、マニフレックスの性能を最大限に発揮させ、10年、15年と長く快適に使い続けるための「正しいお手入れ方法」を、基本からNG行為まで徹底的に解説します!

1. マニフレックスの基本特性とお手入れが必要な理由

 

まず、なぜマニフレックスにお手入れが必要なのか、その理由を独自の芯材である「エリオセル」の特性から紐解いていきましょう。

独自素材「エリオセル」は呼吸している

マニフレックスの芯材に使われている「エリオセル」は、一般的なウレタンフォームとは異なり、非常に微細な「オープンセル構造(開孔構造)」を持っています。これは、バネのような気泡が空気を行き来させることができる構造のことです。

人が寝ている間にかいた汗や湿気を素早く吸収し、外へ逃がすため、寝床内がムレにくく快適という大きなメリットがあります。しかし、放湿された湿気はどこへ行くのでしょうか?答えは、マットレスの「底面(裏側)」や「床との隙間」です。

お手入れを怠るとどうなる?

マットレスが吸収した湿気は、重力によって下へと下がっていきます。もしマットレスを床やベッドフレームに敷きっぱなしにしていると、底面に湿気が溜まり続け、逃げ場を失ってしまいます。

これが原因で、以下のようなトラブルが発生します。

  • カビの発生:湿気と体温、そしてホコリなどが原因で、マットレスの裏側にカビが生えてしまう(※カビは長期保証の対象外となります)。
  • 一時的な軟化(ヘタリ感):エリオセルは水分を含むと一時的に柔らかくなる性質があります。乾燥させれば元に戻りますが、湿気ったままだと「ヘタった」ように感じ、本来のサポート力が発揮されません。

だからこそ、定期的にお手入れをして「湿気を抜いてあげること」が不可欠なのです。

2. 【基本】日常の正しいお手入れステップ

マニフレックスのお手入れは、実はそれほど難しくありません。基本は「干す」ことと「ローテーション」です。

ステップ①:定期的に「陰干し」で湿気を飛ばす

 

マニフレックスのお手入れの基本は、とにかく「立てかけて風を通すこと」です。

頻度の目安は、週に1〜2回程度。特に梅雨時期や冬場の結露しやすい季節は、頻度を多めにすることをおすすめします。三つ折りタイプ(メッシュウィングなど)であれば、お部屋の中で「N字型」に自立させることができるため、非常に簡単です。1枚ものタイプ(モデル246など)は、壁に立てかけて底面に風を当ててください。

時間帯は、起床してから数時間立てかけておくだけで十分です。お部屋の窓を開けて換気をしながら行うと、より効果的に湿気が抜けていきます。

ステップ②:ローテーションで負荷を分散する

どんなに耐久性の高いマニフレックスでも、毎日同じ場所に同じ体重(特にお尻のあたり)がかかり続けると、その部分の疲労が蓄積しやすくなります。

そこで実践していただきたいのが、「ローテーション(向きの変更)」です。

💡 ローテーションのやり方

2~3ヶ月に1回の頻度で、マットレスの「頭側」と「足側」を180度回転させて入れ替えます。
※裏表の両面が使えるモデル(リバーシブル仕様など)の場合は、頭足の入れ替えだけでなく、裏表をひっくり返す「4方向ローテーション」を行うと、さらに長持ちします。

これを定期的に行うことで、芯材にかかる体圧の負担が均等に分散され、局所的なヘタリを防ぎ、理想の寝心地が驚くほど長持ちします。

ステップ③:シーツや側地(カバー)の洗濯

マットレスの上に掛けているボックスシーツや専用カバーは、寝汗や皮脂、フケなどが付着しやすい場所です。これらはダニや雑菌の繁殖原因になるため、シーツは週に1回程度、洗濯機で丸洗いしましょう。

なお、マニフレックスの一部のモデル(三つ折りタイプなど)は側地(ジップカバー)を取り外して洗濯できますが、ファスナーの破損や生地の縮みを防ぐため、必ず洗濯ネットに入れ、取扱説明書の洗濯表示に従って洗ってください。

3. やってはいけない!マニフレックスのNGお手入れ4選

良かれと思ってやったお手入れが、マニフレックスの芯材「エリオセル」を傷め、寿命を著しく縮めてしまうケースがあります。以下の4点には絶対に注意してください。

❌ NGその1:天日干し(直射日光に当てる)

布団のように「お天気の良い日にベランダで天日干しをしたい」と思うかもしれませんが、マニフレックスは天日干し厳禁です。

エリオセルは紫外線に弱く、直射日光に長時間当たると、ウレタンが黄色く変色(黄変)したり、素材が劣化してボロボロと崩れたりする原因になります。乾燥させる際は、必ず「室内の日の当たらない場所での陰干し」を徹底してください。

❌ NGその2:布団叩きで強く叩く

ホコリやダニを落とそうとして、布団叩きでバンバンと強く叩くのもNGです。エリオセルの繊細なオープンセル構造(気泡)が破壊され、高反発のクッション性が失われてしまう恐れがあります。ホコリが気になる場合は、表面にゆっくりと掃除機をかけるのが正解です。

❌ NGその3:芯材(エリオセル)を水洗いする

マニフレックスの芯材自体は水洗いができません。ウレタンが水分を大量に含むと、非常に乾きにくく、内部でカビが繁殖する原因になります。また、水分の重みで素材がちぎれたり、変形したりするリスクもあります。汚れてしまった場合の対処法は後述します。

❌ NGその4:高温の熱風を当てる(乾燥機・アイロン)

濡れたからといって、衣類乾燥機に入れたり、ヘアアイロンや通常のアイロンを直接当てたりしてはいけません。エリオセルは熱に強い性質(※電気毛布や湯たんぽは使用可能)を持っていますが、極端な高温(乾燥機やアイロンレベルの熱)が直接加わると、素材が変形・硬化する恐れがあります。

4. 【状況別】こんなときはどうする?トラブル対処法

毎日使っていると、予期せぬトラブルが起こることもあります。焦らずに次の方法で対処しましょう。

汚してしまった・飲み物をこぼしてしまった場合

  1. すぐにシーツやカバーを外し、濡れた部分に乾いたタオルやティッシュを強く押し当てて、水分を徹底的に吸い取ります。
  2. 汚れが気になる場合は、薄めた中性洗剤を浸して固く絞った布で、表面を叩くように(こすらずに)汚れを移し取ります。

その後、再度乾いたタオルで洗剤分と水分を吸い取り、扇風機やサーキュレーターの風を当てるなどして、完全に乾くまでしっかりと陰干ししてください。

万が一、カビが生えてしまった場合

軽度のカビであれば、市販の「ノンアルコールタイプの除菌スプレー」や「薄めた消毒用エタノール」を霧吹きで軽く吹きかけ、清潔な布でトントンと叩くようにして拭き取ります(※強くこすると生地を傷めます)。その後、しっかり乾燥させてください。

ただし、芯材の奥深くまで黒カビが浸透してしまった場合は、完全に除去するのが難しくなります。そうならないための予防が何よりも重要です。

冬場に結露でマットレスの底が濡れる場合

冬場、フローリングに直接マニフレックスを敷いていると、人間の体温と床の冷気との温度差で「結露」が発生し、底面がびしょびしょになることがあります。この場合は、毎日の陰干しに加えて、次の章で紹介する便利グッズの併用が必須となります。

5. お手入れを劇的にラクにする!おすすめ便利グッズ

「毎週マットレスを干すのは重くて大変」「忙しくてつい忘れてしまう」という方には、敷くだけでお手入れの負担を大幅に減らせる便利グッズの活用をおすすめします。

① 除湿シート「モイスチャーコントロール」

マニフレックスを使う上で、もっとも強力な相棒となるのが、除湿シート「モイスチャーコントロール」です。

マットレスの下(ベッドフレームや床との間)に敷くだけで、エリオセルが放出した湿気を強力に吸収してくれます。シート自体に「吸湿センサー」がついており、センサーの色がブルーからピンクに変わったら、シートを天日干しするタイミング。シートを干すだけで、マットレス本体を干す頻度を大幅に減らすことができます。消臭・抗菌効果もあるため、寝室のニオイ対策にも最適です。

② ベッドパッド(または敷きパッド)

マットレス本体(または側地)への汗染みや皮脂汚れをブロックするために、マットレスの上に「ベッドパッド」を敷き、その上からシーツをかけるのが理想的な使い方です。ウール(羊毛)や綿(コットン)など、吸湿性の高い天然素材のベッドパッドを選んでおくと、寝心地のムレ感もさらに解消され、お手入れはパッドを洗うだけで済むようになります。

③ すのこベッド・通気性の良いベッドフレーム

マニフレックスをベッドで使う場合は、床板が「すのこ仕様」になっているものや、ウッドスプリング構造のものなど、下部に空気の通り道があるフレームを選んでください。これだけで湿気の溜まり方が劇的に変わり、カビのリスクを抑えることができます。

まとめ:正しいお手入れで、極上の寝心地をいつまでも

マニフレックスの正しいお手入れ方法について解説しました。ポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • 週に1〜2回、風通しの良い場所で「陰干し」をする(天日干しはNG)。
  • 2〜3ヶ月に1回、「ローテーション(頭足の入れ替え)」をして負荷を分散する。
  • 「モイスチャーコントロール(除湿シート)」を下に敷いて、賢く湿気対策をする。

マニフレックスは、適切なメンテナンスさえしてあげれば、10年以上にわたってあなたの身体を支え、質の高い睡眠を提供し続けてくれる素晴らしいマットレスです。「少し湿気ってきたかな?」と思ったら、すぐに風を当ててあげる。そのひと手間で、毎朝スッキリと目覚められる快適な睡眠環境をキープしてくださいね。

もし、「自分の持っているモデルのお手入れはどうすればいい?」「カビが生えないか心配」など、気になることがあれば、ぜひマニステージ四日市までお気軽にご相談ください。眠りのプロが、あなたの快適な睡眠ライフをサポートいたします!